こんにちは、5歳と2歳の二児の母おーさんです。
産後って一気に生活リズムが変わることで、ホルモンバランスも崩れて感情がめちゃくちゃになったり、体調的にもいろいろな影響が出ますよね。
普通分娩でも帝王切開での分娩でも体へのダメージはものすごく、交通事故にあうのと同じくらいなんて例えも聞いたことがあるかと思います。
私は普通分娩の次の日に全身筋肉痛になったよ
そんな痛みと戦ってやっと会えたかわいい我が子…ただただハッピーな毎日を過ごせたら最高ですが、いろいろなトラブルが産後のママを待ち構えています。
そのひとつが乳腺炎です。
この記事では
・乳腺炎っていつからなるの?
・産後に甘いものを食べると乳腺炎になる?
・もしなってしまったらどうすればいい?
ということについて書こうと思います。
結論から言いますと、
です。
それではひとつずつ説明していきます。
乳腺炎ってどんな症状?
乳腺炎って初めて聞いたけどどんなふうになるの?
乳腺炎には2種類あります。急性うっ滞性乳腺炎と急性化膿性乳腺炎の2つです。
急性うっ滞性乳腺炎は、母乳が多く作られるのに対して赤ちゃんが飲む量が少なかったり、上手に飲むことができないことが原因で起きるのがほとんどなようです。
- 乳房にしこりができ、赤みを帯びる
- 乳房の痛み
- 授乳時の痛み
急性化膿性乳腺炎は急性うっ滞性乳腺炎の症状がうまく改善しないまま続いてしまうときや、赤ちゃんが少し大きくなって歯が生えてくる時期に乳首をかじられてしまうことで黄色ブドウ球菌などの細菌に感染してしまうことが原因でなるようです。
- 乳房にしこりができ、赤みを帯びる
- 乳房の痛み(とくにしこりを押すと激痛)
- 授乳時の痛み
- 発熱や頭痛、悪寒など風邪やインフルエンザに似た症状
このほかに“白斑”といって乳首に白いニキビのようなものもできたよ…
比べてみると、化膿性乳腺炎のほうが高熱が出るなどの風邪様症状があり、激しい痛みも伴います。
また、化膿性乳腺炎になり悪化してしまうと手術が必要になってしまうこともあるようなので注意が必要です。
乳腺炎っていつからなるの?
私は産後はとにかくハッピーな毎日が送れると思っていたのですが、産後2日目から想像もできなかったほど母乳が分泌され始めました。
入院中から搾って捨てるほど母乳が出ていたので、退院してすぐ、産後10日ほどで乳腺炎を発症してしまいました。
急性うっ滞性乳腺炎→産後1~2週間で発症しやすい
急性化膿性乳腺炎→産後2~3週間・または乳歯が生えてくるころに発症しやすい
産後に発症する場合の時期はどちらもそんなに違いはありません。出産し退院したあとになりやすいので、入院中から母乳分泌過多の場合は気を付けたいですね。
甘いものって食べちゃダメ?
私は1人目の時は、甘いものはそこまで食べていないのに結果的に乳腺炎になりました。
とにかく何を食べてもすぐにしこりができるような状況で、お祝いにとケーキを持ってきてくれた人もいましたが一口も食べれませんでした。
でも2人目の息子の時にはまったく関係なく、一度にショートケーキを2つ食べてもまったく問題なかったのです。
母乳の出は相変わらず多かったですが、息子は母乳を飲むのがとても上手で飲む量もさすが男の子!と言いたくなるほど多かったので需要と供給のバランスが良かったのだと思います。
周りの友人や保育園で働いていた時の保護者の話を聞いても、産後甘いものを食べても問題なかったという人がほとんどです。
自分の体質をよく知ってうまく付き合っていこう!
私の例でいうと、娘は割と少量飲めれば満足できるようだったので0~3か月くらいまでは食事は和食中心にして気を付けました。
少し飲む量が増えてからは少しずつラーメン(あっさりめ)やチーズを使った料理など好きなものが食べれるようになりました。
そこで気を付けたことは
すぐに授乳できるようにすること
私が食事をした後にあまり時間をあけず娘の授乳時間がくるように逆算して考えました。
友人宅に遊びに行ったときやショッピングに出かけるときなんかはおいしいものを食べがちですが、家に帰ってからの授乳でいいか~って考えていて乳腺が詰まったこと、何度もありました。
子どものお腹をしっかりと空かせておけるようにするとなお良いと思います。
なるべく薄味・少量からスタート
こってりしたものが好みだったのですが、いきなりたくさん食べると怖いので少しずつ慣れていけるようにしました。
まるで離乳食ですね。(笑)
ここまでなら詰まらないというラインがわかってきます。
1番気を付けたいのは
寝不足・ストレス・肩こりなどの体の疲れ
寝不足やストレスに気を付けるにはやはり周りの協力が必要ですよね。パパや実家に頼るのが難しい人は保育園や託児所の一時保育を利用するのもいいと思います。
実際保育園で働いていた時には、自分の時間が欲しいからという理由で一時保育に申し込んでいた保護者の方もいましたよ!
肩こりは抱っこひもを使う位置によってもなったりするので、使用時は高い位置で使うようにしましょう!
甘いものを食べても大丈夫!
神経質になる必要なし!!
赤ちゃんがたくさん飲む子だとなお良し!
AMOMAのミルクスルーブレンドも飲んでいたよ!
もし症状があったらどうすればいい?
近くに出産した病院があればそちらを受診して相談しましょう。
私は里帰り出産だったため、自宅に戻ってから乳腺炎になったときには一度も受診したことのない近くの母乳外来に行きました。熱が高かったので許可してくれましたが、普段はその病院で出産した人だけ受け入れているということだったので事前に病院を探しておくといいと思います。
病院のほかにも母乳育児相談を受け付けている助産院や、家まで訪問してくれる相談機関もあるようです。
激しい痛みが伴ったり、高熱が出ているときは迷わず病院や助産院などの専門機関に行きましょう。
病院まで小さい赤ちゃんを連れていくことだけでも大変ですが、早めに対応するのが大事だと思います。
小さなしこりがある程度なら、私はお風呂でのマッサージなどで解消していました。
化膿性乳腺炎の症状でも化膿していない場合もある!【体験談】
私が初めて乳腺炎になったのは、産後10日目でした。次のような症状が一気にやってきたのです。
- 発熱38.6度
- 寒気
- 頭痛
- 乳房の張りと赤み
- しこり(岩のようになっていました)
母乳は搾乳器で搾って捨てるほど出ていたのに対して娘はあまり飲んでくれなかったのが原因だと思います。
出産した病院の母乳外来を予約し次の日に診てもらいました。
助産師さんに言われたのは
分泌過多によって母乳がうっ滞しているけど、バランスがとれていないだけだから大丈夫。
とのことでした。双子を育てられるくらい出てるとも言われました(笑)
症状は化膿性乳腺炎そのものでしたが、うっ滞が原因と言われたので、そんな人もいます。
少しずつ娘の飲む量も増えていき、私もどれくらいまでなら搾っても大丈夫かという自分の体質がわかってきたので、生後1か月になるころには乳房の張りも少しはマシになりました。
娘が断乳をする2歳までの間に3回熱を出す乳腺炎になり、しこりができたのはもう数え切れません。
白斑ができた時には母乳外来で針のような器具で刺してつぶしたこともありました。
それでも化膿して膿がたまったことは一度もなくてよかった!
下の息子の時にはまったく食生活も気にせず、爆睡し過ぎて乳腺炎になったことはありましたがほとんどストレスもなく育児できています。
自分の体質と産んだ赤ちゃんの飲む量がポイントなのかなと思います。
まとめ
今回は2つの乳腺炎について体験談を交えながら書いてみました。
どちらの乳腺炎もつらいですが、急性化膿性乳腺炎は細菌に感染して起こるので、投薬したり最悪の場合手術をすることもあるようです。
症状が現れた場合はまず診断をしてもらうために病院を受診しましょう。
でも化膿性乳腺炎の症状なのにうっ滞性乳腺炎の場合もあります。(まさに私の症状です)
母親が食べた食事は母乳に影響しますので、なるべく和食がおすすめです。
保育士時代、保護者の方が搾乳して持参した冷凍母乳を目の当たりにして実感しています。
でもたまには自分の好きなものを食べたいですよね。
そんな時は無理せず食べましょう!
ただ詰まりやすい人もいると思うので以下のことも一緒に気を付けるといいと思います。
食後に授乳できるように逆算して考える
赤ちゃんのお腹をしっかり空かせてからたっぷり飲んでもらう
外出先でも授乳できるようにする
甘いもの・脂っこいものは一気に食べずに自分の体質を知ってから
寝不足・ストレス・肩こりなどはなるべく解消する
しこりができることに慣れると自分のマッサージでどうにかできるようになります。
しっかり授乳してたっぷり飲んでもらい、私たちも好きなものを食べて楽しい授乳ライフを送りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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